2025年06月25日[在園児]
奈良大学附属幼稚園では、子どもたちが「食べることが大好き!」になれるように、給食にも力を入れています。新年度が始まり緊張や不安を感じる園児も多い4月は、子どもたちに人気のメニューをたくさん取り入れ給食の時間が楽しみになるよう工夫しています。
6月に入ると子どもたちの気持ちも落ち着き、食べる量も自然と増えてきます。(心と食って結びついてるんですね!)そんな時期にはボリュームを増やし、おかわりもしやすくしてたくさん食べてもらえるようにしています。
また、給食を通して食育にも取り組んでいます。例えば「曽爾村野菜の日」を設け、地元で採れた新鮮な野菜に親しんでもらう機会もつくっています。
先日、保護者の皆さまを対象に給食試食会を行いました。当日は、園児たちの給食風景をスライド動画でご紹介しました。にこにこ笑顔で食べている姿に、保護者の皆さんも思わずにっこり。
その後、栄養士の先生からのお話。給食づくりで大切にしていること、日々の衛生管理の工夫、さらにはジュースに含まれる砂糖の量についてもわかりやすくお伝えしました。ペットボトルにどんどん入れられる砂糖の量に「こんなに砂糖が入っているの!?」と驚きの声も。
そしてお楽しみの試食タイム。無水調理のメリットや、子どもが食べやすいように工夫された野菜の切り方などを話しながら、実際に味わっていただきました。
「マーボー丼、野菜ラーメン、プロテインサラダ」どれも栄養満点で、見た目も味も子どもたちの心をつかむメニューばかりです。特にプロテインサラダは、色とりどりの具材に加え、大豆やチーズが入っているので、しっかりたんぱく質がとれる一品。先生たちにも園児たちにも大人気の給食は、保護者の方にも大好評でした!
これからの季節、園庭で育てている夏野菜が収穫期を迎えます。採れたての野菜を給食室で調理してもらい、さらに「食べる楽しさ」を広げていきたいと思います。