園のきろく

保育活動(年少)

2025年06月23日[在園児]

今日は年少の保育室をのぞいてみました。元気いっぱいの「おはようございます!」のあいさつが保育室に響き、子どもたちの一日が明るくスタートします。朝の支度や身の回りのことも少しずつ自分でできるようになってきた様子に、日々の成長が感じられます。

今日は「金魚の製作」をするみたいですよ。製作をする時は、自分のクレパスを用意します。幼稚園では大勢の子どもたちが一緒に生活をするので、この「取りに行く」という動作の中にも工夫がいっぱいあります。

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  • 少人数ずつ取りに行く(混雑緩和。順番を守る)=社会性、協同性
  • 順番が来て取りに行くよう呼ばれたら椅子を机の中に入れて立つ(みんなの通り道をふさがない相手への思いやり)=他者意識
  • ロッカーから自分のクレパスを取る(同じ形のロッカー、同じ形のお道具箱、同じ形のクレパス...。自分のマークを認識し、管理する)=認知能力
  • 着席したら机の名前の位置に置き、手はおひざで待つ(触りたい気持ち、描きたい気持ち、今は我慢!)=自己抑制、自己コントロール

ね?たくさんの工夫があるでしょう?(これまだ準備段階ですよ)

集団生活って、こんなふうに日常のひとコマひとコマの中に、小さな「学び」がたくさんあるんです。お家ではつい手を貸してしまいそうなことも、園では「自分でやってみる」という事と、どうしたら子どもたちが自分でやりやすくなるかな?の工夫をたくさんしています。

...で、ここから先生のお話が始まり、作り方を聞いてからようやく製作がスタートします!

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右向きに泳ぐか、左向きに泳ぐか...自分たちで選びました。かわいい金魚さんの完成~☆今度は水槽に泳がせてあげようね。飾られるのをお楽しみに~♪

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