2022年06月04日[在園児]
「朝顔の種まき」
「ねらい:自然に触れる体験を通して、植物の成長や変化を感じ取る」
5月の良く晴れた日。年中組のお友達と朝顔の種まきをしました。
園庭の桜の木。大きな影を作ってくれ、いい仕事してくれてます。
まずはひとり一つの植木鉢に、土を入れていきましょう。
「何か変な臭いする~」
みんながいつも遊んでいるお砂場の土と、全然違うね。
この土には、朝顔が大きくなるための栄養がたっぷり入っているんだよ!
次は、種まき。ち、小さい...。米粒ぐらいの種。落とさないように、落とさないように。
指でズボッと土に穴をあけ、種が入るお部屋を作ります。
みんなの指、細いから穴空いてるのかどうなのか...笑
でも、種も小さいから丁度いいのかな!?
最後に土をなでなでしてお部屋に土のふた。
そして、保育室横のベランダにお引越し。
たっぷりのお水をあげます。
「先生、ジョウロじゃないの?」
はい、違います。ジョウロは優しい水がさわさわ出るからいいんだけど、広範囲が濡れます。
年中組のみんながすると、辺り一面水浸し。なんなら自分も濡れちゃいます。
水遊びが目的ではないでしょ!水遊びの時間にジョウロ出してあげるから、お楽しみにね☆
でも、ペットボトルだと、高い位置から水をやるとビチャッと跳ねます。
大人だと重力や水の性質の関係を考えるとすぐに理解ができますが、子どもたちはこうして経験することによって、知識を増やしていきます。
そのことをよく理解した子どもたちはそーっと土のそばから水やりをしていました。
そして...
芽が出たー!!
は、早い。種まき後わずか5日で目が出ました。
かわいいハート形。
どう?この日当たり。最高でしょ。
保育室すぐ横のベランダなので、自主的に水やりや観察ができるんです。
植物を育てるには抜群の環境です!
そして3週間後。こんなに大きくなりました!朝顔の生長ってほんとに早いですね。
子どもたちもぐんぐん大きくなる朝顔を見て大喜び。
毎朝、大きくなった朝顔を眺めながら、甲斐甲斐しくお世話する子ども達。
経験が心を育てる。先生たちの大好きなことばです。
大きな花が、咲きますように...。